建設業許可の申請では、営業所の実態を確認するための資料として営業所の写真が求められます。どのような写真を撮れば良いのかをイメージ画とともに簡単に解説していきます。
目次
営業所の実態を確認する資料
栃木県では、新規許可申請や営業所の新設及び移転等の際に、営業所の確認資料として次のものが求められます。
- 建物の全景…看板、表札等を確認できるもの。
- 営業所の入口…表札が確認できるもの。営業所がビル内に所在する場合は、上記の他、営業所の案内板を写したもの。
- 営業所の内部…主な執務室の状況が確認できる程度のもの。
- 使用する権原…用紙の余白に、営業所の使用権限について記載すること。
(例)「自己所有物件」「賃借物件(所有者○○)」
ビルなどの場合
1.建物の全景
看板表札等が確認できるように建物の全景を撮影します。
2.営業所の入口
入口付近のアップを撮影します。看板などがあれば見えるように撮影します。
ビルなどに入居している場合は、案内板等を撮影します。案内板のアップも撮影して営業所が何階に入居しているかわかるよう表示します。
3.営業所の内部
執務室の状況がわかるよう撮影します。
商談スペース等も撮影します。
4.使用する権原
使用する権原とは、建物の所有状況についてです。
「1~3」の写真を印刷する用紙に所有状況を記載します。
例:「自己所有物件」「賃借物件(所有者:○○)」
戸建てなどの場合
1.建物の全景(戸建て)
屋号・商号の看板や表札が入るように撮影します。
看板がない場合は、表札に建設業者の名称を表示しても構いません。
2.営業所の入口(戸建て)
玄関の表札などが入るよう撮影します。建設業者としての名称の表示が必要になります。
看板ではなく、下図のように表札に事業者名を表示する方法でも構いません。
文字が見づらい場合は、拡大して表示するようにしてください。
3.営業所の内部(戸建て)
執務室の状況がわかるよう撮影します。
4.使用する権原(戸建て)
「1~3」の写真を印刷する用紙に建物の所有状況を記載します。
例:「自己所有物件」「賃借物件(所有者:○○)」
営業所の確認資料についてのまとめ
営業所の確認資料として次の写真等が求められます。
- 建物の全景
- 営業所の入口
- 営業所の内部
- 使用する権原(建物の所有状況)
表札や看板が見えづらい場合は、部分的に拡大して見やすくしてください。
1~3の写真を印刷する用紙に建物の所有状況を記載します。
なお、写真が4枚以上になる場合は、用紙を追加しても構いません。